2012年12月4日火曜日

マクロスFより シェリル・ノームのイヤリング

 マクロスFよりシェリル・ノームのイヤリング.作中ではキーアイテムとして登場している.
 ずっと自分のtwitterアイコンにもなっているぐらいお気に入りの品.
 こういうものはコスプレアイテムとして市場によくあるのだが作品内の形状とまともに一致した製品がないことが不満で作り始めたような気がする.(あったとしても買わなかったとは思うが…)
 TV1話EDの3DCGを参考にして製作した. 未完成作品.

サイズはメイン部分が高さ5cmといったところ.イヤリングとして使用する予定はないのでディスプレイ仕様のサイズになっている.イヤリングとして使うならもう少し小さいものになると思う.

 
 金属パーツ.アルミ削り出しというとカッコいいが,ハンズのアルミ板にハンドドリルで穴を開けてニッパーで切断して外形を出し,棒やすりと紙やすりとコンパウンドのみで形状を出すという力技が炸裂している.高校生の時はそれぐらいしか使える道具がなかったんだ…
 下の写真はパーツを切り出したあとのアルミ板

フォールドクォーツはアクリルブロックからの削りだし.これも金属パーツと同様の方法で製作されている.着色はアクリル用の染料を用いた

 最近先端部のアルミ球を製作したのでイヤリングの下側が完成した.簡単なスタンドを作ったら結構良い感じに.

このアルミ球,ボール盤で噛んだアルミ棒に金やすりを押し当てて形状を出している.我ながらロクな加工してないなと思う.

現在製作はここでストップ. 完成したら着けてみたいとかいう人がいたらモチベーション上がるんじゃないだろうか.いないか

3/26追記
少し前のことになるが,イヤリングが完成した.検索などでこちらに来た人はこちら

2012年11月9日金曜日

紙製一眼レフカメラ

 高3の夏の物理実験の一つに工作用紙とレンズで簡単なカメラを作り,印画紙の現像体験をしようというものがあった.実験のときのカメラは牛乳パックで作ったピンホールカメラのような簡単な作りだったが,ピントを合わせてから印画紙を装着しに暗室に戻らないといけないなど面倒な点が多かった.
 そこで@sgm8265と一眼レフの仕組みを利用したカメラを製作した.

 カメラ外観

 伸びます.光が漏れてこないように伸縮部の断面はS字になっている.


 上のように真鍮バーを下げると…


 カメラ内部のミラー(ミラーアクリル)が上がる仕組み.
 
 ペンタプリズムの代わりになる部分.カメラ上部にミラーと塩ビシートのスクリーンがある.
 レンズの前をスリットをスライドさせることでシャッターを切る.いろんな幅を用意したけどほとんど使わなかった.

 しぼり.これも使ってない.

 これを使って撮った写真.賞状の文字もうっすら確認できる.

上の写真をネガポジ反転したもの.

2012年10月21日日曜日

レンズ式プラネタリウム投影機

 高校では物理研究部の工学班というところに所属していた.そこで作ったもの.
 これは私一人の製作物ではなく3人の仲間による合同製作物である.
企画・発案・光学設計・星選定・ドーム製作を天文班・工学班の@shearline君
機器製作を私
星座標から恒星原板への座標変換ソフト製作をPC班で後輩のE君が担当した.


 これまではピンホール式の投影機でプラネタリウム上映を学園祭で行なっていたが星の明るさなどが不満でレンズ式投影機の製作に着手した.

 機器全体での遮光は無理との考えから投影機はユニット化された.これが26個球状に並んで星を投影する.投影ユニットには市販の塩ビ管と継手を利用.

 投影ユニットの中は簡単に書くとこんな感じ.レンズの制約が厳しかった記憶がある.

 光源は白色LEDを採用.生基板を適当にマスクしてLED点灯用のパターンを切る.銅箔のおかげで遮光は十分.

 選定した星データを座標変換して正32面体の各面に対応するようにプロットする.ドットの色が星の明るさを表している.
 星の明るさに対応した穴をアルミの恒星原板に開ける.穴径は最小で0.2mm.

 
恒星原板を塩ビ継手にセットした様子. 

 投影レンズ部は別パーツになっている.わらわら

 
セットアップ待ちの投影ユニットたち.

 投影ユニットを取り付けるアクリル半球.

 半球の間には軸を支持するための板が挟まっている.投影ユニットとの干渉を回避するために半楕円の穴を開けている.

 上面側のユニットを取り付けたところ.

 投影ユニットのLED用電源を分岐するターミナル.球中央部に配置するためコネクタが放射状の配置になっている.

上下の半球に投影ユニットを取り付けたところ.

 台座はアルミ板とアングル材から製作.北緯35度での星空を再現するために35度上面が傾いている.
  投影部はステッピングモータによって45度ずつ回転させることができるようになっている.これはその制御基板.発熱とかよくわかんないからとりあえずヒートシンクつけてる感がたまらない.

 プラネタリウムのドーム.ダンボールで球面を近似したドームを製作している.エアドームを作るという案もあったが手が回りきらなかった.

 ドーム内に設置される投影機.

 ドーム内に生まれる星空.初投影のときの感動は忘れられそうにない.

 投影部を回転させてバルブ撮影した写真.

旧投影機の星と新投影機の星を同条件で撮影したもの.星が比較的大きいことや色収差などが問題点ではあるが.明るくはっきりした星になっていることがわかる.



この投影機は未だに学園祭で運用されている.いいかげん誰か改良してくれないかな…

2012年10月16日火曜日

Tシャツ

 前回,高校工芸が最後だと書いたら「Tシャツはどうした」と突っ込まれたので投稿.
無地のTシャツに耐水ペンで絵柄を書くという授業.ネタに困るとどっかからパクってくるという悪癖全開な作品.
 一枚目はよつばと!より「16才Tシャツ」.16才になった風香のTシャツ.

 首の後ろのとこにはダンボーがおります.

 二枚目は電脳コイルより「暗号式Tシャツ」.こういう感じの実際に売ってたんですよ(リンク

 右胸から肩をまわって…

裏まで書き込んでる.テンプレートとかいろんなペンを使えるコンパスとか買って頑張った記憶がある.

ちなみに家で一回着ただけでタンス行きになってる.耐水性なのに洗濯すると微妙に滲んでくるんですよね.

2012年10月13日土曜日

木目堆朱ペンダント

 またもや高校工芸シリーズ.これで最後.
 木目堆朱という素材をご存知だろうか.ここのサイトによると「桜の薄板に染料をひたし積層したもの」 ということらしい.これを素材として,斜面で構成された立体を作るとカラフルな層が見えてキレイなものになるというわけ.

 Fate/stay nightの遠坂凛のペンダントを参考にしたデザインになっている.


 最後はピカールで研磨している.

 ひっくり返すと当然違う色になる.

このアングル…TDDを思い出す…